日記177

’０１．７．１５

何時の間にか梅雨が明けて、連日３５度の天気が続いています。九州、四国は前線が居座って、梅雨明けまではいま少し時間が掛かるようです。
この暑さ、主人も少々グロッキー気味で散歩もままなりません。わたしも暑い中を動いて回るより、玄関のたたきで横になっていた方が楽なので助かります。抜け毛もそろそろ終わりに近づいて、一頃のようには抜けませんが、それでもたたきにはウッすらと毛が積もっています。

「今年の抜け毛はほんとに多いな。ラム、来い」　庭に出ると主人が櫛を持っています。わたしはベンチの上に上がり、主人が毛をすいてくれるのを待ちます。すっかり習慣になってしまいました。
「随分毛が汚れているな～。たたきで何時も寝ているので汚れるんだ。櫛ですいた後洗ってやろう」　櫛ですくといっても毛を引っ張って抜くようにすくので力が入ります。まだ首の周りは結構毛が取れるので今しばらく続くのでしょう。
この時期あたりの様子をうかがってもまだセミの声がするでもなく、朝夕といっても虫の声も聞かれません。小鳥さん達もこう暑っくては昼間はじっとしているのでしょう、鳴き声もほとんど聞けません。夏の太陽のジリジリと言う音だけが聞こえるようです。

お風呂場で頭からシャワーの水をかけてもらいます。洗い終わって庭に出ると大きなタオルが引いてあります。乾燥機があるわけわけでもないので、炎天下での自然乾燥です。タオルに体をこすり付け足を上にしてゴロン、ゴロンと転げ回ります。別のタオルで体をゴシゴシ拭いてもらいますが、この時ばかりは暑さを忘れて気持ちよさを満喫します。
体が乾いた後は、またたたきでお昼寝です。きょうは全身マッサージもしてもらって、事のほか気持のいいお昼寝ができました。グータラ、グータラと音が聞こえたのは気のせいでしょうか。