’99.10.24

結局昨日はおやつの臭いを嗅がされただけで、おやつはもらえませんでした。しかし主人は何を考えているんだろう。間違いなく手に握っていたのはカリカリのドッグフードだったのに。今日も朝から良い天気です。

主人が出てきました。なにか真剣な顔をして、わたしを庭に連れ出してくれました。遊ぶにしては少し硬い。硬い感じがする。・・遊びでなくて何かを・・考えている様子。
ボール遊びです。昨日のようにボールを投げてくれるので飛びついて持って帰ります。だんだん遊びの調子が出てきました。・・・また主人が家の中に消えました。手には、そうです、カリカリのドッグフードです。間違いありません。
わたしは主人の前に座りました。賢くしていますから、そのドッグフードを下さい。早く下さい。何時までも座って待っています。

ボールが投げられます。わたしには関係ありません。わたしは主人の手に握られているドッグフードに集中しているのですから。主人が少しイラついているようです。
おかしい。主人は何をしろと言っているのか、手にはおやつ、当然わたしにくれるもの、わたしはそれを待っている。気の短い主人の顔に、怒りが見えてきたようです。わたしにとっては、ボールを取りに行く本能より、食べる事の本能のほうが強いのですから。

何やら主人は独り言を言っています。「そうか、ラムにはボールを取って来いという言葉をおしえてなかったなー。」そう言って大好きなドッグフードをくれ、頭を撫でてくれました。どーなっているの・・・・。