’02.1.1.

2002年があけました、今年も拙い日記を綴っていこうと思います、どうぞよろしくお願い致します。

もう去年のことになります。クリスマスの夕方、今日は主人の帰りが遅くなるのでスプラッシーさんにお母さんと出掛ける予定にしてました。しかし、いくら経ってもお母さんが出てくる気配がありません。
あたりはすっかり暗くなりました。
二回ほど電話が鳴りましたがお母さんの出る様子がありません。一体何が起きているのか・・・。わたしはゲージに入ったまま、心配になってきました。

主人が帰ってきてからが大変でした。主人のお母さんを呼ぶ声が何度も何度もしました。
そのうち知らない人がどやどやと上がり込んで来ては、何かを抱えて出て行きました。主人も後を追っかけます。あたりは真っ暗、し〜んと静まりかえったまま。
しばらくして上の兄さんが帰ってきました。玄関を出たり入ったりしてます。何だか様子が分からないみたいです。
主人が帰って来ました。上の兄さんと話しています。時間は・・・午前の2時頃だったでしょうか。

それから何日かが過ぎました。今日は一月一日。夢のような時間の経過の中で、1度だけ主人の顔をなめた時、ちょっぴりしょっぱいものを感じました。
久し振りに主人と散歩に出掛けました、朝食の前です。空は晴れているのですが地平線には雲が掛かっていて、生憎初日は見れません。
花見川に出て、上流の汐留橋まで往復してきましたが普段より人も少なく静かです。田圃や畑ではカラスやすずめさんがなんだが威張って食事をしているように見えます。
わたし達が近くに行くと、そのうち二羽のカラスさんが飛び立ってトタン屋根の上に降りました。見ていると屋根が滑るものですから、屋根の上からずるずると落ちてきます。また飛び立って上にあがるとまた落ちてきます。そのうちあきらめて何処かへ飛んで行きました。

唯一お正月を感じたのは、帰り道よそのおばさんが、お膳にお神酒とおもちを乗せて来るのに出会いました。
「どうされるんですか」 「そこの馬頭観音様にお供えをするんです。ことしは午年ですから」
さて今年はどんな年になるのか、きっといろんなことが待ちうけていることでしょう。変化を受け入れて前向きに生きていこうと思います。