’02.1.27

大雨をもたらした嵐が去って、真冬の寒さがぶり返してきました。わたしの身辺も嵐が去って落ち着かない時間が過ぎています。わたしの心休まるゲージが、玄関から引っ越して居間に鎮座ましましているものですから、心休まらなくて落ち着きません。
居間に上げてもらう時間が多くなって、主人達と居れるのはありがたいと思っていましたが、ゲージまでが居間にあって、その中に閉じ込められていると何だか牢屋に入っているような感じです。
室内犬にしてくれるんであれば完全に室内はフリーにしてくれて、何処かに寝場所のマットでも置いてくれるといいんじゃないかと思うんですが、いまいち信用がないみたいです。
いつも玄関の靴箱のなかにあるおやつを出してくれると、ハウスと言われないでもゲージの中にすっ飛んで入るのですが、ちょっと今度ばかりは勝手が違います。おやつを持って主人がハウスと言うと、つい玄関に行ってゲージを探してうろうろしてしまい、居間に連れて行かれてゲージを指差されると、アアそうかと思い出して入るような始末です。永年の習慣は恐ろしいものですね。

また、今更何のためにゲージを居間に上げたのかと思っていると、わたしのゲージの横に小さ目の同じようなゲージがあるではありませんか。ひょっとしてサリーのゲージではないのかしら。
サリーのゲージということで、わたしがはじめてこの家に来た時のことを思い出しました。

生まれて1ヶ月余りで、ペットショップからこの家に来たのですが、この居間にぽつんと、今わたしが使っているゲージが置かれていたのです。寝る場所としては、生まれて1ヶ月のわたしには大きなゲージですが、この中で食事をして、用をたして、遊んでとなると窮屈でしかたありません、ゲージから出たくって出たくってたまりませんでした。

そんな思いが顔にも出てたことを、きのうの様に思い出されます。

サリーにはそんな思いをさせたくはないと思うのですが、どんなことに相成りますか、主人のお手並み拝見と参りましょう。それにしても、わたしのゲージまで居間に上げるとは・・なにか主人に魂胆が。