’02.2.3

今日は朝から冷たい雨が降っています。雪にならなかったのが幸いです。
わたしの室内犬としての実績も日に日に積み重なって、何とか主人の信頼を得ることができつつあります。2,3時間の外出は、わたしを居間に置いて出て行くことに、主人は心配をしなくなったように見受けます。
主人と一緒にいる時間が、前よりとは格段に多くなりました。こんな雨の日は外出することもなく、主人と静かに雨音など聞きながら、サリーを迎えることの来る方行く末なぞを考えれば良いものを、主人はまた何ぞ思い付いたようです。

今サリーのゲージがないので、その前の柵だけがやけに大きく目に付きます。サリーのゲージとこの柵を結ぶ所には、サリーが通れるように入口が開いてます。主人の目は、さっきからそこにくぎ付けになっています。

「ラムはどんな反応をするだろうか、まさか柵を超えるようなことはないだろうが」 主人は独り言を言いながら柵の真中にわたしの好物のささみジャーキを置いたのです。
「ラム、いいぞ」
わたしはジャーキを目掛けて柵の回りをグルグルと回ります。
「へ〜、サリーの穴は素通りなんだ。入口が見えないんだな〜。ラム、入口はここだぞ」

ついついささみジャーキに気を取られ、肝心の入り口が見えませんでした。2回目からは、もう間違うことはありません。教えてもらうと、大体忘れることはないんですが、最初に見つけ出すのはたいへです。
それにしても、これから室内で主人と一緒にいると、一層いろんなことを試させられそうで、これからが思いやられますです。はい。