’02.3.2

陽気はすっかり春めいて、空気も心なしかとろんとした締まりのない感じがします。
お母さんが帰ってきて、新しい普段の生活が始まりました。今までと変わったことは、サリーがいることと、お母さんの回りの時間がすごくゆっくり流れていることです。右手が使えないので動作がゆっくりしており、歩く時もゆっくりしか歩けません。
そんなお母さんがさっそくしてくれたことは、居間にいるわたしと柵の中にいるサリーを庭に出してくれたことです。

サリーのいる柵は、ケージにつながる穴ともう一つ、外に出られる穴を最近作りました。そういうことでサリーの穴は結局二つになりました。
主人がいない時、お母さんがわたしとサリーを庭に出してくれる役を引き受けたようですが、なれない左手で外に出られるサリーの穴の扉を開けるのは、容易なことではないようです。

庭に出たわたし達は、さっそくお母さんの歓迎をしました。危なくないようにベンチにすわってもらって、二人しての歓迎です。
夕方は主人や兄さん達家族でのお母さんの歓迎があったそうで、この家もやっと遅い正月をお祝いできたようです。