’02.6.15

スプラッシー・ドッグはサリーの実家、店に入った時のサリーの喜び様は尋常ではありません。そんな中でも、やはりメグ母さんとのあいさつはわたしが見ててもうらやましい限りです。
ちぎれんばかりに尻尾を回して、メグ母さんの口のあたりを舐めまわします。メグ母さんもサリーと分かるのでしょう、喜んでいるように見えます。

このところ2回ばかり店の中でフリーになったメグ母さんを見ましたが、おもちゃをくわえて回ったり、布きんをくわえて歩いたり、サリーの仕草とよく似ているのにはまたびっくりしました。

小さいころは皆同じように、色々なものもくわえては運んで回ります。サリーも居間から庭に出るときは、玄関にあるつっかけとか靴をくわえて庭に出て行きます。
また庭から家の中に入るときは、必ず靴をくわえて居間に持って行きます。居間にいる時は、だれかれかまわず脱いであるスリッパをくわえてはうろうろしています。どうもこの習性は、メグ母さんから受け継いだ癖かもしれません。家庭内介助犬を目指すサリーにとっては、悪くない習性かもしれません。

サリーはそんなメグ母さんと、しばしの間一緒にいることができました。すこしはにかんで、すこし甘えて傍でお腹を見せひっくり返ったり、それにしてもサリーはメグ母さんに顔立ちが似ています。


サリーにとっては久し振りの時間だったんでしょうが、こうして大きくなってもお母さんと会えることが羨ましく思えました。30日余りで分かれたわたしのお母さんは何処で、どんなお母さんなんだろうとちょっぴり胸が熱くなりました。