’02.7.23

今日は主人が近くに用があるということで、朝の10時過ぎに一緒に出掛けました。サリーはお留守番です。
梅雨開け以来30度を越す猛暑が続いています。午前中と言うのに外は暑くてかないません。途中田圃のそばを通って行きましたが、ここばかりは少し涼しく感じるのは、一面の緑と田圃を渡る風のせいでしょうか。
太陽に照らされた稲の葉は風に揺られてキラキラと光って見えます。そして渡る風は、あ〜、太陽に照らされてム〜とするような田圃独特の臭い、主人は目を細めて何度も何度も深呼吸をしています。
稲に目をやると、ヤヤ、もう稲穂が出て花を咲かせています。もう実を結んで少しお辞儀をしているもの、ぴんと立って花を一杯につけているもの、まだ穂も出ていないものなどまだばらばらですが、あの独特のムっとする臭いはひょっとして稲の花の匂いかも・・・、なんて思いながら主人について行きます。それにしても暑いです。

家に帰ってからが大変、サリーが迎え撃つようにわたしに突進してくるのです。庭で留守番をさせられて、その悔しさとわたしだけが連れて行ってもらったやっかみもあるのでしょう。それにしても最近のサリーのしつこさとスタミナには、相手をするわたしには応えます。
家の中で口先だけでガウガウやる分には、二人して寝っころがってしますのでどうということはありません。庭に出て、二人している分には大人しいのですが、主人達がいるとどういう訳かわたしに攻撃をしかけるのです。
本気で牙を立てる訳ではありませんが、その迫力は知らない人が見たら喧嘩をしているのではないかと思うほどです。もはやわたしの体力は、サリーに劣るのが良く分かります。

主人にもそう見えるようで、サリーがあまりしつこいと叱ってくれるようになりました。わたしもホッとします。体力的には明らかにわたしの方が劣勢ですが、主人の応援をもらって先輩としての威厳が保てる事を願うこの頃です。それにしても年はとりたくないものですね〜。