’02.9.5
9月になっても30度を越す暑い日が続きます。お勤めをしながらお米を作っている農家が多いせいか、この土、日で田圃の稲刈りも随分とすすみました。 下枝がすっかりなくなった庭のもちの木にも、今年はびっしりと実がついていて、もうひよどりが2匹で飛んできては青い実を食べていっています。まだ青い実のうちから食べてるんだと思いながら枝を良く見ると、もうほんのり赤みがかった実もあります。待ちきれずにこんな実を食べて行ってるのかもしれません。. ![]() なかなか上手く出来なかったいくつかの中から指示されたものを持って来ることも、新聞だけは分かるようです。きょうはその訓練の様子をケージの中で見ていたんですが、なんとも傑作な様子を見ることになりました。これには主人もお母さんも、サリーのほんとの気持を計り兼ねて、ただただあきれるばかりでした。 ![]() この中でサリーが一番好きなのは、なんたってタオルです。何も言はなくっても、タオルだけはどこからか見つけてきてはくわえて持ってくるぐらいです。 さて訓練の開始です。主人の傍にサリーを座らせて、ターゲットに向いて「新聞テイク」とサリーにコマンドを出します。 ![]() 主人は「チチチチ」と舌打ちしながらタオルを取り上げて、また「新聞テイク」とコマンドを出します。次ぎにくわえてきたのは・・・リモコンでした。これも主人やお母さんの前をデモンストレーションして、最後は主人に取り上げられました。その次ぎは・・・突っ掛けを一つ、その次は突っ掛けのもう片方。 ゲージの中で見ているわたしにも、だんだんと高ぶって行く主人の怒りが伝わってきます。 主人の前に座らされたサリーは、ひとしきり主人から何か言われています。言われているあいだ中、尻尾をしきりと振ってご機嫌をとっています。 「新聞テイク」、残っているターゲットは新聞だけです。サリーは一瞬ためらうような仕草をしましたが、ちゃんと新聞をくわえて主人のところの持ってきました。 「サリーは分かっていると思うな、突っ掛けを片方づつ持ってくるとこなんか馬鹿にしているよ」主人は独り言のように言います。 サリーの本心はどこに、本当は新聞が分からなかったりして、だけど最後まで残しておくなんて、それにしても根性のある子です。 |