’02.10.10

気温23度、湿度25%、西の風微風、快晴 爽やかな秋の天気です。

主人達が年をとって、家の中もバリアフリーにしなくてはならないのに、最近は逆にバリアを設けてわざわざ通りにくくしています。どうもその理由ははサリーにあるようです。
サリーの実家のご主人に言わせると、母親譲りの性格らしいのですが、サリーはやたら置いてあるものをくわえてくるのです。その上に、テイクの訓練をしたものですから、くわえて運ぶことは使命と思っているふしがあるようです。
庭から家に入ると、必ず靴をくわえて上がります。家の中にいる時は、やることが無いと玄関に行っては靴をくわえてきます。そこで、玄関に行けないようバリアが作られました。

サリーは階段を上り下りするのは平気で、居間で遊び道具が片付けられると決まって2階へあがって行きます。
ドアを開けることを覚えたサリーは、上の兄さんの部屋のドアを開けては靴下やシャツなどくわえて降りてきます。どうも部屋の中で脱ぎっぱなしで置かれている事を知っているようです。そこで2階に勝手に行けないようバリアが作られました。

階段に作られたバリアは、わたしとサリーの2代にわたって使われたトイレマット敷きで、それを衝立のようにして作ったもののようです。
よせばいいのに、そこに得体のしれない動物を描いているのです。主人はわたし達の苦手なネコのつもり描いたのでしょうが、おおよそネコには見えません。サリーは全くの無視です。

しかし適当に高さもあるので、今のところは階段をしっかりガードして、サリーが2階に行くのを邪魔しているみたいです。

サリーの悪戯もだんだん知恵がついてきて、主人達との知恵比べになってきたようです。見ているほうも段段と面白くなってきました。