’02.11.12

南からの風が入って朝から暖かな天気です。アスファルトの道路の方が冷たくて、道路一面雨が降ったように濡れています。
いつものように散歩から帰って朝食をし、足と体を拭いてもらって家の中に入ります。わたしは簡単に済むのですが、サリーは相変わらずフケが出るということで体を拭いてもらうのに時間がかかります。主人にとっては、サリーのフケが気掛かりなようです。

獣医さんの話しではフケにも色々原因があって、その原因を見つけるのが大変とのこと。幸い発疹も痒みもさほどなさそうなので、皮膚を清潔にして様子を見るように言われたようですが、サリーのフケはなかなか改善しません。
主人はインターネットで調べるうちに、気になり思い当たる事があったということです。それはTRIPLE STER LABRADORS というブリーダさんのHPに書かれていた内容で、以下はその思い当たる一部を紹介します。


パートナードッグとして室内飼育をされるようになってから、薄べったい貧弱な被毛のラブや、アレルギー等の皮膚疾患に悩まされるラブラドールが増えてきました。
ラブラドールの皮膚病は他の犬種に比べ特に多いとは言えませんが、少なくもなく最近は季節に関係なく非常に治りずらい症状が多いように思います。
季節に関係なくとは云っても、特に蒸し暑い湿度の高い夏はどうしてもトラブルが増加する傾向にあります。汗疹のような発疹を見落とし(被毛の中を丁寧に見ることを怠る為)ブラッシングをし過ぎたり、スリッカーブラシ等を使ったりして、弱った皮膚をことさら傷つけてしまい、細菌の感染を助長してしまう事が原因の一端に認められます。 こんな時期のラブは、換毛を促すだけではなく、健康管理の上からも頻繁に「シャンプー」をしてあげる事が大切な事です、但し良質なシャンプー剤の使用が絶対条件ですが。
シャンプーのコツは洗った後必ず充分にすすぐ事が(非常に重要です)、丁寧にタオルドライの後、快適な環境で乾かして下さい、風のある過ごし易い日なら、そのまま少し散歩をすると、乾燥を促すことが出来ます。

毎日するブラッシングには、ソフトな獣毛のブラシを使用して短時間に留めるべきです。スリッカーブラシやラバーブラシはラブラドールには必要ないといえますが、どうしても使う場合は皮膚にダメージを与えないように細心の注意が必要です。特に免疫力の弱い仔犬からジュニアの時期の使用は注意して下さい。

年に二回ある換毛期には、「ラバー」製の「脱毛ブラシ?」などを使って、ゴッソリと被毛を抜く事は避けてください(厳禁です)、換毛期の皮膚は特にデリケートな状態になっています、ラバーブラシの使用で引き起こしたアレルギーはとても厄介です、先ず治らないと思ってください。

あら〜、ラバーブラシはおもしろいほど毛が取れるので、わたしやサリーは随分お世話になりました。ブラシの歯が磨り減るほど使いましたが、これが災いしてアレルギーを引き起こしてるとしたらやっかいなことです。
こんな情報をもらってからラバーブラシはシャンプーの時しか使わなくなりましたが、そのままで使っていた時の皮膚のダメージは大きいのでしょう。
サリーのフケは他に原因があるのかもしれませんが、長期戦で様子を見るほかなさそうです。