’02.12.4

今日は朝から雨、いつもの花見川一周の散歩は中止となりました。このところ主人の腰痛も薬のお陰で小康状態と見えて、よほどのことが無い限り一周4キロの散歩は続いています。

いつものように朝食が済んで、午前中はソファーの上で二人して寝ています。この時間は大体お母さんがテーブルに座って、新聞を読んだりリハビリをしてし過ごしています。
きまって10時頃になると目をさまし、トイレに出してもらったり居間の中をうろうろします。今日もこの時間に目を覚ますと、サリーはもうソファーを降りて居間の中をうろうろしています。
あれ〜、今日は居間にはだれもいません。洗面所の方で水の音が聞こえるので、お母さんは洗い物でもしているのでしょう。主人は午後から市役所の会議があるとかで、朝から2階でその準備をしているようです。

わたしはソファーの上でサリーの様子を見ていましたが、誰もいないことをいいことに、サリーはテーブルの上のものを物色しているようです。そのうち小さな紙袋をくわえてソファーへ上がってきました。あとは袋を破って中のものを取り出して・・・・、中からは見たこともないような白い粒が規則正しく並んだ包みが出てきました。わたしは固ずを飲んで、サリーのすることを見てました。

白い粒の袋は一種類かと思ったら、白と黄色の粒があります。あぁ、薬の錠剤といわれるものですよ、これは。
サリーは前足を使って規則正しく並んだ錠剤の包みを上手にはさみ、噛み始めたのであります。錠剤は包みからぽろぽろとこぼれ落ち、落ちた粒を口に入れて噛み始めました。大きさは丁度フードの粒ほどです。
フードを食べるようにはいかないようでしたが、それでも口に入れて噛み砕いていましたが・・・・・・。

「お父さん、サリーが大変なことをしてますよ」。 ドドドド・・・・、2階から主人が降りてきてサリーの様子を見るや否や、主人は薬を取り上げました。
「腰痛の薬をサリーが、あ〜あ、あ〜あ、も〜・・・・・」 薬は3週間分の痛み止めと筋弛緩の錠剤で、どちらも3,4粒ほどなくなっていて、残った錠剤は見るも無残に砕けているようです。
さ〜て、この薬がサリーにどんな効き目を現すか、わたしにとってはと〜ても楽しみなことですぅ〜。