’02.12.10

きのうは雪になるかもしれないという天気予報が的中、何時ものように5時過ぎに庭へ出してもらったら裏の原っぱは一面銀世界です。まだ空からはちらちらと雪が落ちてきて、結局一日こんな小雪交じりの天気でした。
雪が初めてのサリーは、さぞかしびっくりして大騒ぎすると思いきや、庭の隅に積もった雪の臭いを嗅いでいるだけでさしたる感動もなさそうです。
もっとも今回の初雪は水気をたっぷりと含んだ雪で、庭の砂利の上はもう溶けていました。庭駆け回るにしては、庭も小さいし雪もべとべとで童謡の歌詞のようにはいきません。

一夜明けて、今朝もサリーの起きろコールで目が覚めました。時間は・・・4時、いくらなんでも早過ぎます。何時ものように主人が起きてきましたが、サリーだけ庭に出して又すぐにケージに戻しました。サリーはトイレだけして、帰ってきたようです。
しばらくはケージの中で静かにしていたサリーですが、またまた起きろコールを始めました。その声は吠えるでもなく、ヒーヒーと泣く訳でもなく、キャンというような全く子犬のようなあまえた鳴き声です。一才になるというのに。
今度はお母さんが起きてきました。何時ものように二人して庭に出してもらい、用足しをして庭をうろうろしましたが、今朝は雪こそ降っていませんが肌をさすような寒さ、すぐ居間にはいってケージに入れてもらいました。夜が明けるまでわたしはもう一眠りのつもり、時間は4時半でした。

サリーときたらもうすっかり起きた気分、隣のケージでごそごそしてましたが、こんどはかなりの吠え声で起きろコール。時間にして20秒間隔の鳴き声は、そばにいてうるさくて寝るわけにもいきません。
何回目かのコールの直後でした、玄関でガシャ〜ンという大きな音がしました。わたしはびっくりして飛び起きましたが、サリーも何事が起きたのかとあたりの様子を伺っているようです。
その後は何事も無かったような静寂がまたもどってきました。それからサリーはうそのように静かにしていました。ああ、またあの天罰が今度はサリーに下ったんだと思いました。

6時近くになって主人が2階から降りてきました。何時ものようにケージの扉を開け庭に出してくれます。玄関を出るとき、隅っこの方にプラスチックのゴミ箱が落ちているのに気がつきました。

さてさて、明日からのサリーの起きろコールが見もの、いや聞きものです。