’02.12.22

この時期、日本列島の太平洋側を低気圧が通過すると関東地方は雪になるとか、きのう今日と丁度そのパターンでしたが、雪は内陸部の長野や栃木あたりで千葉は雨です。
雨の日は散歩にも行けず、庭に出るのは用足しぐらいで一日家の中で過ごすことになります。ヒート中のサリーは、家にいる時はパンツをはいています。着心地が良いといっても、四六時中履いているのはさぞかしうっとうしいことでしょう。時々パンツの上から舐めています。

今日は夕方から下の兄さん一家が遊びに来ました。女のお子さんもそろそろ七ヶ月になるということで、行動も活発になってきました。
久し振りに下の兄さんに会ったこともあって、わたしとサリーはもうおおはしゃぎです。大騒ぎするものですから、早速二人ともケージに直行と相成りました。
女のお子さんは、わたし達を意識できるようになったと見えて、会った途端はびっくりしたように泣き出してしまいましたが、帰る時になるとすっかり慣れたようで、ウ、ウ〜と言いながらケージに手を出すまでになりました。
わたし達がケージに入っている間、ケージのまえで男のお子さんがボールを投げたり、バトミントンをしたりするものですから、わたし達は落ち着きません。特にサリーは立ちっぱなしで、ケージの中で尻尾を振るものですから、硬い尻尾が柵に当たってカンカン音がしてうるさくてかないません。

「あ、サリーちゃんが紙を食べてる」 突然男のお子さんが大声をあげました。「ねね、じぃじ、サリーちゃんが紙を食べてるよ」
主人がケージに行った時には、紙はもうサリーのお腹の中ででしたが、一体何の紙を食べたか見当が付きませんでした。ラム母さんをはじめ居間に居た家族の皆も、紙だったら心配無いだろうということで、一足早いクリスマスの食事をして、下の兄さんの家族は帰っていきました。

下の兄さん一家が帰った後、庭で用足しをするのでケージから出してもらいました。ふだんケージに入っている時はサリーはパンツを履いていませんが、今日はパンツを履いたままケージに入れられていました。
主人がサリーのパンツを取ってやると、パンツにつけた紙のパットがありません。
「サリーが食べてた紙って、これだ〜」 主人がすっとんきょうな声を上げて、ぱんつを高々と掲げています。やれやれ、これでまた出てくるまで、主人の心配事ができました。