’03.1.20

昨日の夜は久しぶりの本格的な雨、お陰で道が濡れているということで、早朝の散歩は取り止め。天気は晴れ、気温は低いのですが雨上がりでもあり、暖かい感じがします。そういうことで、散歩は日も高くなって、道も乾いたお昼前に行くことになりました。

昼間の散歩は人通りも多く、すれ違うワンちゃんも朝とは違う顔ぶれです。
いつも通る花見川に架かる浪花橋に差し掛かったとき、橋の向こうからわたしと同じくらいの体格をしたワンちゃんがやって来ました。ノーリードです。構えたような格好をしながら、だんだんわたしの方に向かってきます。
後ろの方からワンちゃんのご主人が、大きな声でワンちゃんの名前を呼んでいますが、ご主人の方へ戻る気配はおろか、更にわたしの方へ近づいてきます。主人は被っていた帽子を取って両の手を大きく広げ、わたしの前に立ちはだかってくれました。

「だめじゃないですか、ノーリードは」
「この犬は喧嘩はしません」
「喧嘩をしないってだれが保証をするんですか、この犬がそう言うのなら別ですが」
「・・・・・」

そばまできたワンちゃんは、背中の毛を立ててわたしの方を見ながらゆっくり横を通り過ぎます。何も起こりませんでした。しかし、わたしの方に向かってくる様子は、何か起きてもおかしくないような態度で近づいていました。

主人を見ていると、自分の飼っているワンちゃんを信じ込んでノーリードで散歩させる人、他人のワンちゃんに迷惑を掛ける自分のワンちゃんを叱らない人、こんな無神経な人をどうも徹底的に軽蔑するようです。
そして主人の口癖は、ワンちゃんが悪いのではない、いつでも飼っている人間がわるいんですって。そんな主人と一緒に、今日も花見川一周の散歩をしました。昼間の散歩はちょっと汗をかきますです。はい。