’03.12.30

サリーにいたぶられ、体の脂肪をとるため食餌制限をさせられ、スマートになったわたしには、この年の瀬の暖かさは助かりますです。
食餌命のわたしにとって、サリーよりも食餌の量が少ないのは本当に耐えがたいことです。その上サリーの食べ方と言ったら、一口食べてはカリカリカリカリ噛み砕いては食べるので、わたしが食べ終えてもまだ器には半分くらい残っているのです。お陰でサリーが食べ終えるまで、器を舐めてみたり、サリーがこぼしたのを拾って食べたり、哀れったらありません。

そんなサリーですが、なかなかかわいいところがあります。
サリーは相変わらず、ドアーが開くと断りもなくすぐ入ってゆきます。わたしは主人達の許しがないと、ドアが開いても中に入ることはありません。ということで、今日も二人して庭から居間に入るとき、サリーはさっさと入って行きましたが、わたしは廊下に一人取り残されてしまいました。サリーに続いて居間に入った主人は、そのことが分からなかったようです。
暫くして、そのことを教えたのがサリーだと主人はいうのです。サリーは気を引くように、スリッパを咥えては主人のところに行きます。
いつものことと、主人がスリッパを取ろうとすると、サリーは居間のドアの方へ行きます。外にでも出たいのかと主人がドアを開けると、廊下に出たサリーはわたしと一緒に居間に入ったのであります。それを見た主人が、そうだったのか!って痛く感激したと言うのです。ほんとにそうだったのか、よく分かりませんが。

いよいよ今年も後一日、いろんなことがありましたが二人して健康で新年を迎えることができそうで、ありがたいことだと思います。では、よいお年を。