’04.1.1

穏やかな元旦です。とはいってもわたくし達にはきのうの続きの今日、別に変わったことはありません。
いつものように日の出前に起きて、今日も花見川半周のハーフコースの散歩です。いつもは散歩の前にわたしもサリーも用を足して出るのですが、めずらしくサリーはしないで散歩に出掛けました。きのうのご馳走が効いているのでしょうか。

そんな時もわたしと違って何処ででも用の足せるサリー、川にさしかかる前に落し物をして花見川にやってきました。丁度川の向うの建物の間から太陽が顔を出し、急にあたりが明るくなりました。
いつもの日の出も、きょうばかりは初日の出というらしく、主人が写真を撮ってくれました。暖かい朝です。

帰り道の農道に差し掛かると、朝日を背に三人の影が長く伸びます。主人は脚が長く見えるといって、この影法師をことのほか喜びます。まったく他愛のないことですが、すこしばかりメルヘンチックな光景です。

いつものように我が家に通じる路地に入ると、サリーは自分の落し物を咥え勇んで家へ向かいます。いつものサリーお得意のポーズですが、いつもと違うのは板塀の入り口に門松の紙が張ってあることです。.

ことしもいつものように明け、いつものように日が暮れる毎日のくり返しでしょうが、そんな何事もない毎日がいいのかもしれませんね。