’04.1.11

冬晴れの関東地方は空っ風と相場がきまっていますが、今日はきのうとは打って変わって北からの強風が吹き荒れています。
選りによって、この寒空にサリーは日本警察犬協会の審査会に出るんだということで7時には家を出て行きました。もともと寒い時期でもあり、一日掛かりということもあって、わたしとお母さんは家で留守番をすることにしました。
午後2時頃になって主人から電話がありました。今から賞状をもらって、帰ってくるという連絡でした。以下は帰ってからの主人の話です。

8時の受付開始の放送が振るっていて、PDの審査会は寒風吹き荒れるか、雨の開催が恒例ですと紹介があったそうです。会場は東京湾に面し、雑草が生えているものの、砂塵が舞い上がる埋立地です。
やはりPDの審査会はシェパードが主役で、ピストルの音はするは、囮の人は走り回るは、怒声はするはですごく活気がある雰囲気です。

そんな中でも審査中に、ラブがふらふらとシェパードの審査リンクに紛れ込んできて審査が中断したり、最高におかしかったのは、未成犬の牡の審査の時、ラウンド中のラブがしゃがみこんでおしっこをし始めたそうです。余程がまんをしていたのでしょうか、延々と垂れ流し、まだ終わらないまだ終わらないと、皆が苦笑するようなのどかなところが、ちょっと取り澄ました感じのJKCとは違う雰囲気です。

主人の話も終わる頃、風も止んで庭も静かになりました。サリー、主人のためとはいえ、ほんとにご苦労さんでした。