’04.2.23

きのう、今日の風はどうでしょう、きのうは南風、今日は北風、春は嵐とは言いますがこう風が強いと外にいるのもいやになります。

そんな中、きのうは下の兄さんの家に遊びに行きました。わたしとサリーは、もっぱら庭でほったらかしにされました。家の中では女のお子さんがかわいくなったと、主人やお母さんのほとめいてる声が聞こえます。

下の兄さんは、時々庭に出てきてかまってくれます。サリーは何かもらえるものと思って目を輝かせていましたが、わたしの想像通りわたし達の頭を撫でただけで、家の中に入って行きました。
久しぶりの下の兄さんのお子達、会うたびに大きくなっています。

きょうは強風の中、午前中の散歩に出掛けました。二つの春を見つけたのが、せめての慰めです。
ひとつは密生した沈丁花の蕾のなかで、いくつかが咲いていていい香りがするようになりました。そしてもうひとつ、帰りの田圃の農道でひばりのさえずりを聞いたことです。風に煽られて、空高く舞い上がっていました。
更には、主人はとんでもない春を見つけたと言ってぼやくことしきり。家にかえって、くしゃみが止まりません。花粉も間違いなく飛んできたようです。