’04.4.8

花冷えとはいいますが朝から冷たい雨、また一ヶ月ほど逆戻りしたような天気です。雨は昼前には上がって日も差してきましたが、空気はひんやりしています。

2、3日前から左の前脚をかばうようにして歩くサリー、お陰で天気が良くなっても散歩に出ることもなく、一日家の中や庭で二人してぶらぶらしていました。
去年の今頃も前脚を故障して、訓練所で心配して病院でレントゲンまで撮ってもらったサリー、季節と何か関係があるのでしょうか。ここ暫くは様子を見て、お陰でわたしまで散歩はお預けです。

庭のもちの木は、花も終わって小さな実が一杯についています。向かいの枝を剪定されて、今年は花を持たないオスのもちの木の影響はないようです。それにしても、どうして実のなるメスと、実をもたないオスのもちの木があるのでしょうか、不思議です。

庭に出て原っぱを眺めているとむくどりやカラスが、雨上がりの草むらに餌を求めて沢山やってきています。
地面にくちばしを突っ込んでは、地中にいる虫やミミズを探しているようです。たんぽぽも黄色の花を咲かせています。その上を、モンシロチョウがひらひらと舞っています。
原っぱから飛び立つ鳥たちも、口に枯れ草をくわえています。巣作りも始まったようです。
ひばりが鳴く空を見上げると、久しぶりに聞くあの声、ツバメがもう飛来してきてきているのです。
田圃の田越しも始まりました。蛙の合唱もまもなくでしょう。桜の花も散って、主人の鼻のグジュグジュも間もなく治まることでしょう。本格的な春はもうすぐです。