’04.7.4

空梅雨が心配される今年の梅雨ですが、つじつまあわせのような台風だけは、義理堅くやってきます。8号が通り過ぎたかと思ったら、7号が逆戻りしてやってきました。
サリーと裏の原っぱで遊ぶことが多いこの頃ですが、サリーを見ていて、犬の能力を垣間見ることができます。

記憶力
ボールの好きなサリーは、原っぱでは何をするにも口からボールを放しません。原っぱでのわたしとのバトルも、ボールをくわえてのガウガウですから、わたしにとっては助かります。
そんなサリーも何かの臭いに気を取られ、口からボールを放して嗅ぎまわることがあります。そして思い出したように主人のところに飛んでゆき、ボールをよこせと催促するのです。
主人が「ボールは?、ボール」と言うと、また思い出したように、そのあたりを嗅ぎまわしてボールを探し始めます。あわてん坊というより、わたし達は、連続した記憶力に乏しいのかもしれません。

視力
動くものへは敏感に反応する視力も、静止したものを見つける視力は、すごい近眼のようです。
ボールに夢中になって一人で遊んでいるサリーは、主人とわたしがそっと物陰に隠れると、居ないことに気がついて探し始めます。
わたし達は、サリーから見える15m位離れた所にじっとしているのですが、キョロキョロして分からないようです。動かないわたし達を見つけるのは、視力ではなくって嗅覚の力のようです。

意思表示
わたしは決してそんなことはしないのですが、サリーは庭に出たい時は、玄関から靴をくわえて、アピールすると主人達は言います。
本当に庭で用事があるのか、サリーについてわたしも庭に出てみるのですが、水を飲みたい訳でもなく、トイレをしたい訳でもなさそうです。
賢い仲間はそんな意思表示をするのでしょうが、ことサリーに関しては靴をくわえて、単に主人達の気を引きたいだけだと思います。
だってこの動作って、いつも実家のお店で、母親がやってる動作と同じですもの、ね。.