’04.8.3

こう暑い日が毎日続くと、もう夏も終わってもいいのではないかと錯覚してしまいます。やっと8月というべきか、もう8月というべきか、今はまだ夏の真っ只中なんだぞと自分に言い聞かせています。
久し振りに田圃の脇を通って近くを散歩しましたが、稲には穂が一杯ついて、このまま台風がこなければ、今年は去年とうって変わって豊作のようです。
セミも今を盛りと鳴いています。もうすぐすると、高校野球のカ〜ンという金属バットの音と、セミの鳴き声の合唱が始まります。これが静かになる頃が、そろそろ夏も終わりってことでしょう。

こんな小さな庭にも木があるせいかセミが卵を産みつけて、先日のように羽化したばかりのセミを食べることができます。
そんな話を聞いて主人達は、生まれたばかりのセミを食べるなんてって、残酷でかわいそうだとひんしゅくをかいました。しかし食べ物命のわたしにしてみれば、これも生きてく楽しみの一つと許してもらいたいです。
そんな楽しみがあるんならと、今朝は主人におおっぴらに、セミの抜け殻を食べさせてもらいました。

酔狂な主人は、何事もすんなりとしてくれなくて困ります。先ずは記念にと写真撮影から始まるのです。
それもサリーが見ている傍で屈辱的なポーズをとらせて、それからやっと食べられるんですからくやしいったらありません。
まあ、これも夏ならではの思い出、撮影のあとはパクッと頂いたのであります。.