’04.8.9

立秋を過ぎても暑さは一向に衰えません。雨もまた暫く降りません。わたし達にとって雨が降るよりお天気の方が、多少暑くっても外で遊べるだけいいです。
だけど農作物にとっては雨が降らないのは大変なようで、近くの農家の人は毎日のように、井戸から大きな器一杯に水をためて畑に撒いています。
我が家の庭には、木しかありませんし結構大きくなっているので、水やりをしなくってもしおれることはありません。おっと、今年は唯一水遣りが欠かせない植物がありました。

庭の入り口には小さな花壇があります。今までに日日草やキンセンカなどいろんな草花をうえたのですが、毎回丸虫に食べられて満足に育ったことがありません。
唯一花を楽しむことができたのは、球根から植えたチューリップでした。丸虫が冬眠中に育って花をもつこともあって、食べられることがありませんでした。
今年は空梅雨と猛暑続きが幸いして、丸虫のでてくる数が少ないように思います。そんなこともあってか、今年の花壇には珍しく植物が育っているのです。

世間ではこの植物は盛りを過ぎて、そろそろ黄色く枯れてくる頃ですが、我が家では今成長の真っ只中にあります。花を持つのはいつ頃になるか、心配と期待を胸に主人はせっせと水遣りをしています。

このひまわりは、スプラッシー・ドッグのマスターからもらったものです。最初は種をもたったのですが、すっかり忘れっぽくなった主人は、もらってシャツの胸ポケットに入れたことを忘れ、そのまま洗濯に出して行方不明になりました。
それを聞いたマスターから、今度は苗を分けてもらったそうで、それだけ責任重大で大事に育てているのだとか。

ただ植えた時期が遅くっていま成長の真っ最中、いつごろどんな花が咲くか、わたしとサリーは庭を出るたびにチラッと見ては、顔を見合わせています。楽しみなことです。