’04.11.2

このところの日記は裏の原っぱのことばかりで、今日も原っぱのことです。.
その前に先日の日記で、わたしとサリーの、背高泡立ち草の中でのツーショットをご覧になって、アレルギーをご心配いただき恐縮してます。
確か昭和40年ころ、この背高泡立ち草が帰化植物として繁殖し、回りの雑草を駆逐してしまったことがありました。
丁度高度成長期と重なって排気ガスで喘息が流行り、その犯人に仕立てられました。また同じ帰化植物の、ブタクサとも間違えられました。ブタクサは間違いなく喘息のアレルギーをひきおこすそうです。
その後の調査で、背高泡立ち草は花粉も飛ばず、アレルギーも起こさないことがわかりました。
ただ根っこから毒性の成分を分泌するので、周りの植物が育たないそうです。さらにこの毒に自らも冒され、今やその姿を消しつつあるという哀れな植物のようです。

少しばかり晴天の続いた千葉は、このところの二日続きの雨で裏の原っぱがまた水浸しとなりました。
こんなことは珍しいのですが、引き続く長雨でちょっと雨が降っても水が溜まってしまいます。おかげで、ドッグランも暫くお預けです。
ところがこの水溜りのお陰で、多くのムクドリがやってきます。ハトやカラスまでも一緒になって、餌をさがしています。
きっと水攻めで地中に居れなくなった虫が、地表に出てこれを餌にしているようです。餌を獲った後は、水溜りで水浴びをして帰ってゆきます。
わたし達には恨みの水溜りですが、鳥たちには結構恩恵をもたらしているようです。