’04.12.18

庭と原っぱを仕切るブロック塀に沿って、数本かのヒバの木が植わっています。今では大きくなって枝も重そうに張り出し、強い風が吹くたびに木も揺れます。

今年の長雨と台風でこの木が倒れる恐れが出てきたので、大きな枝は切り落としてしまいました。切った枝は葉も枯れてきたので原っぱで燃やしましたが、枝の幹は燃えきれずに残っています。

酔狂な主人は原っぱに遊びに来る子供達に、この枝を燃やして焼き芋をつくってやることを約束したようです。
今では子供達も主人と顔見知りになって、わたしやサリーのことを仕切りと質問しています。男の子か女の子か、何才か、何と言う種類の犬かなど、興味があるようです。
そして焼き芋はいつやるのか、どうやって焼くのか、食べてもいいのか・・・これは約束を反故にはできませんぞ、ご主人。

焼き芋は学校が冬休みになる前の、来週初めにすることに決めたようです。今日は土曜日で子供達もこないので、燃え残りの枝を小さく切って早速焼き芋つくりの準備をしました。
さてさて、思ったような焼き芋ができるか、来週が楽しみです。当然わたしとサリーもご相伴にあずかれることでしょう。


12.20
予定通り芋焼き実行、子供達が来る前に火をつけると、乾燥した枝は一気に燃え上がりました。
焼き芋にもコツがあって、木が燃えた後の燠(おき)の状態で芋を入れると旨く焼けます。
ところが主人は火をつける前から芋を入れて火をつけたものですから、芋はあっという間に真っ黒け。
芋が焼けるには時間が掛かるだろうと思ったのも間違い、燠の上に5分も乗せるといい具合に焼けます。
という訳で、子供達がやってくる前に焼き芋は出来上がってしまいました。それでも、後からきた子供達は「超うめ〜」と言って食べてくれたのであります。
わたし達は・・・後でお母さんからそっともらいました。