’05.1.1
いつものように夜明けとともに庭へ出て、裏の原っぱで一っ走り、元旦もいつもと変わらない朝です。 空は一面雲に覆われて、初日は見れません。それどころか急に霰が激しく降ってきました。原っぱはぬかるんでいると思ったら、冷え込んだせいで地面が凍っていて汚れることはありません。 間もなく西の空から晴れてきて、午前中の遅い散歩に行く頃はいい天気になりました。 居間に入って、主人達の遅い朝食のお付き合いです。日頃と違うのは、何事もワンテンポ遅いことでしょうか。 朝食のはじまる前にちょっとした騒ぎが、暮れに買ったジャンボ宝くじをどこに仕舞ったか、主人もお母さんも忘れてしまったようなのです。 宝くじを買ったとき縁起のいい黄色の入れ物をもらって、その中に入れて大事に仕舞ったところまでは覚えているんですが、肝心の置いたところを忘れてしまったので困ったことです。 主人がいうには、縁起がいいと西側に飾ってある黄色のワン子の縫いぐるみが、歪に飾られているのを暮れの掃除の時気がつきました。 それを直したから、今度の宝くじは絶対縁起がいいはずだと、探すのにも一段と熱が入っています。 結局何のことはない、電話の下の引き出しに仕舞ってあるのが分かりました。そしてお母さんが新聞とにらめっこ。にっこり笑って300円の儲け! 我が家では初めての宝くじでの一割配当と、朝食はことのほか盛り上がったのであります。 わたし達の夕食は、きょうはきっといつもの量の一割増しに違いありません。今年はささやかながら、何事も一割増しでいきましょうよ、ね。 |