’05.3.13

一昨日の夜中、ケージの中で下痢と嘔吐をしたサリーですが、きのう今日と普段と変わらないサリーに戻って一安心です。一過性の症状なので、何か食べ物が合わなかったのでしょう。
その時狭いケージの中で動き回ったと見えて、黒い鼻のてっぺんを擦りむいて赤くなっているのはご愛嬌です。

午前中いつものように花見川一周の散歩をしました。一日寒い日でしたが、散歩の途中でいくつかの春を見つけました。
どの梅ノ木も満開の花をつけていますが、その根元に見つけた沈丁花は蕾の半分が開いて、いい香りがします。マスクをした主人には匂わなくて残念です。

花見川の川縁の笹薮から、何とも妙な鳴き声が聞こえます。
「ほ〜コロコロコロ」と鳴いているのです。主人が言うには、鶯が鳴いているということです。それにしても、変な鳴き方です。この鶯には、ほんとの鳴き方を教えてもらう先輩がいなかったのでしょうか。
川辺にはけっこう鶯がいるのですが、今鳴いているのはこの一羽だけのようです。こんな鳴き方をしていると、本当の鳴き方ができなくなってしまうのではと心配です。

しばらく上流へ向かって歩いていると、細い枝が沢山突き出した木の上で、一羽のカラスがしきりと枝を咥えて引っ張っています。
そのうち枝は取れて、カラスが勢い余ってひっくり返りそうになったのには笑いました。咥えた枝をいろいろと咥え直して品定めをしていましたが、きっと巣作りの材料にでもするのだろうと主人は言ってました。

汐留橋を渡って今度は河口に向かって歩いていると、小さな黒い潜水艦のようなものが群れて、上流に向いて漂っているのが見えます。5、6匹くらいが長いこと点々と群れで、泳ぐでもなく漂っているようです。
鮒の群れのようですが、産卵の準備でもしているのでしょうか。

まだまだ寒い中の散歩でしたが、どれも間もなくやってくる春の準備をしているようで、本格的な春はもうそこまで来ているようでした。