’05.3.16

気温が15度以上になるとすごく暖かく感じるのは、体が寒さに慣れているせいでしょうか、きょうは春爛漫を思わせるような陽気となりました。
主人の花粉症は今や最悪状態、例年は花粉症の末期症状として喉のどうしようもない痛痒みがでるのですが、今年は初期の段階からこの症状が出て、のた打ち回っています。
主人に言わせると、花粉症はコップに水が溜まってあふれる状態が発症の表れだそうですが、花粉症になると花粉が飛び始めてから段々と症状がひどくなり、抗体が積み重なって増えてゆくので、花粉飛翔の末期が一番始末が悪いというのです。
今年は例年の末期症状がはや表れていて、この先どうなるのか未知の花粉症状の世界に入っていくと、一人慄いているのであります。

そんなことはお構いなしに、こんないい日和にじっと家にいるのもはなはだもったいないと、主人とお母さんに催促して近場の菜の花狩をすることにしました。
場所はいつも散歩に行く花見川の上流、2、3年前までは川縁にずっと咲いていたのですが、いまは限られた場所にしか咲いていません。
千葉の房総の菜の花は、温暖な気候のせいで早くから咲くことが知られていますが、ここらあたりの菜の花も、もうそろそろ終わりのようです。
それでもきれいに咲いている黄色の花は、黄金色の好きな主人達にとっては、ことのほか見ているだけで楽しいようです。
春の日差しと黄金を前にして、わたし達もつい目を細めてニコニコし、写真に写ってしまいました。そんな暖かなきょうの一日でした。