’05.4.8

この数日、春を通り越して初夏のような陽気、予想に反して遅れていた桜も、びっくりして一気に満開となりました。
一向に衰えない花粉症、きのうは長野県でスギ花粉が白い煙のように飛ぶのを山火事と間違えて通報、消防車が出動したとか。
消防士さんも何人か花粉症で、散々な目に遭遇したと泣きながら話していました。いつになったら治まってくれることやら。

そうは言っても物見高い主人のこと、花粉症対策を万全にカメラを持って、花見を兼ねた花見川一周の散歩に行くことになりました。
川沿いの茂みからは鶯の鳴き声がしますが、どうも今年の鶯はまともに鳴けるものがいないようです。
「ホ〜、ホッケ」とか「ホ〜、ホヶヶヶ・・」とか何とも哀れな鳴き方です。雛は親の鳴き声で鳴き方を覚えると言われますので、この調子では子々孫々まともに鳴ける鶯は育たないのではと心配です。

桜はほぼ満開、枝が地を這うように伸びてなかなか風情がある桜が咲いています。日本の春は、正に桜が咲くことによってもたらされると言って過言ではありません。
こんな陽気の調子では、そのうち春ではなくて、夏がもたらされると言うようなことになるかもしれません。
寒くもないのに桜を見ながらくしゃみを連発する主人、この人ばっかりは春のない夏を歓迎することでしょう。