’00.6.25

雨の上がった午後、主人とお母さんとわたしとでスーパに出かけました。雨の多い毎日、こうやって出かけるのは久しぶりです。
道すがら主人によく吠えるシロちゃんの家の前をとおります。不思議と背広を着てないときは吠えないそうです。そして苦手な佐助君の家の近くに来ると、居ました。目が会うと鼻にしわを寄せて吠えるのです。これは、いつもわたしに対しての威嚇です。

無事関門を過ぎてスーパでのお買い物、この間は店の駐輪場でご主人達が帰ってくるのを待ってます。お目当ては、待っている間にもらう牛のアキレス腱、これをもらって駐輪場で待機です。最近は、駐輪場で待つことはダメというお店もあって、わたしもおちおち買い物にも行けません。

帰りは特段の出来事もなく、我が家に通じる路地に入ってきました。
「ラムを放してみたら」「そうだな、危険も無いしいいか」
こうして、家に通じる50メータ位の路地をノーリードで帰ることになりました。いまやわたしは、リードがあろうが無かろうが関係無く、主人のちょっと前を歩くことにしています。主人はちょっと後ろを歩けと言うんですが、ちょっと前が納まりが良いんです。

その時、わたし達の前をニャンコが通りすぎたのです。わたしは一瞬足が止まり、じっとしてました。ニャンコは何事もないように行ってしまいました。
「ラム、つけ」、「ラム、ついて」。主人とお母さんからほぼ同時にコマンドが飛んできました。わたしは迷いました。「つけ」、「ついて」。また同時にです。わたしはすっとお母さんのそばについたのであります。あまり深く考えるで無し、自然とそうなったように思います。
「ええー、お母さんのほうについた」「偶然ですよ」。

その後は、なんとも言いがたい空気の中で家へ帰ったのであります。20メータ位先の・・・・。