’00.7.30

7月もおしまい。わたしはこの7月という月に特別な感じを持ちます。7月も終わりの頃ホームセンタの小さなゲージに入れられ、幸いな事に1日でそのゲージを出る事ができました。
わたしたちはご主人との出会いに、やはり特別な感慨を持ちます。ご主人と出会うまでの状況がどうであれ、いまのご主人に会えたことを最高の喜びと思います。

家に入ってからの1ヶ月、わたしのように40日位で母親から離されたものもいれば、もっと長く母親や兄弟と一緒にいた仲間もいるでしょうが、ご主人の元での最初の1ヵ月はご主人も大変でしょうがわたしもたいへんでした。そんな時期が、4年前の7月だったという訳です。

夏って7月と8月では感じ方がずいぶん違います。やはり夏を迎える月と送る月の違いでしょうか。迎えると言う事はこれから色々起きてくるであろうことに期待を感じます。送るって言うと、今その最中でも、ああこの楽しみはもうすぐ終わるんだなと言った寂しさがよぎります。そういうことからすると、この毎日、この時を大事にしていかなければと思います。

今起きていること、それが楽しい事であれ悲しい事であれ、また来ると言うことは何も約束されてないわけですから、精一杯受け取って喜び悲しむことがいいのでしょう。その点では、わたしなんか単純ですから喜怒哀楽をすぐ表に出してしまいます。残念ながら、過去と未来と今の関係が理解できない悲しさですが、単純でわかりやすいと思っています。

朝起きてみると虫が鳴いていました。きのう主人が大声で「北海道ではもうススキの穂が出始めてるんだって」 なんて言ってました。そんなこんなでちょっぴり一足早い秋を感じたものですから。きょうも暑そうです。夏真っ盛り。気持ちだけ秋で、ちょっぴり涼しさを先取りしました。どうやって今日の暑さをしのごうかしら、それが問題です。