阿部さんの奥さんから電話があり、主人が会いたいと言うので来れるかという内容。別段予定もないのですぐに行くと返事をする。いつものようにベットに寝ていた。
ビールが手に入ったので飲んでくれというのが呼び出した理由だが、会って世間話でもしたかったのも呼んだ理由だろう。
トイレで便座に座ると、尻の肉がないので骨にもろに当たるので痛いという。医者には千葉大まで行くんだという。訪問診療は近くの医者では緩和治療ができないので、千葉大で斡旋するらしい。看取りの話をするので、死は覚悟してるようだが「治るのなら」とも言う。
一日寝ていて、時々嫌なことも考えるのだろうが、どんな気持ちになるか想像がつかない。