’22.6.29
早々と梅雨明けした今年の夏はいったいどうなるのだろうか、心配だ。

家内の仏壇、毎日お参りする正面に、死んで間もなく撮った顔写真を飾ってある。仏像を飾ってお参りするのが普通だろうが、仏壇は小さいしどうしたものかと最初から思案していた。
阿部さんが亡くなって焼香を上げたきっかけに、仏壇のことを考えて仏像を置くことにした。我が家の宗派は浄土真宗で、仏さまは阿弥陀如来だそうだ。という事で早速ネットで適当なサイズの仏様を購入した。

欅の仏像だが、細工は機械でするのだろうきれいな仏像だ。お顔も穏やかで心落ち着く。また世界に一つの仏像にすべく、細工を考えた。
右手の与願印は分かるのだが、薬師如来のように左手に壺を持っている。難しいことは考えずこの壺の様なものの上に真珠の球を乗せることにした。真珠は家内のイヤリングの片割れだ。

金具に引っ付けている真珠を剥がすため、剥がし剤を塗った。するとどうだ、真珠と思っていた玉は真っ白に真珠が剝がれてしまった。イミテーションだったんだ。まあそれでも家内の遺品だからいいと思い壺の上に置いた。

仏壇に供えてライトを点けると、上からのライトで顔が暗くなってしまう。思いついたのは、白い球にアルミ箔を貼り付けて反射させて顔を照らしてやったらどうなる。さっそくやってみると、いい塩梅に顔が反射光であかるくなった。
という事で一件落着、今日からは阿弥陀如来様に向かって祈ることにした。祈りの回数が増えるに伴って仏壇も箔がついてきたように思うから不思議だ。