セカンドライフのおわり  '15.7.2

このページも締めくくりのページがないと、締まるものも締まらないと言うものでしょう。
前の戯言が’11年ですが、それから間もなくセカンドライフを止めました。この遊びにお金使うことが、少しばかばかしくなったからです。

ぼけ防止で始めた遊びで、物を作ったりプログラムを組んだりしているうちは確かに頭を使うことがあり、それなりの効果はあったと思います。
プログラムを作るときは別にフローチャートを作ってプログラムを組んでいたわけではなく、動作の流れを順々に書いていました。それがだんだん前のことを忘れるようになって、なかなかプログラムが前に進まなくなって、最後には諦めてしまいました。作るプログラムも、おおよそプロが作るものにはかないません。

物つくりも3次元のテクスチャーに挑戦しましたが、わたしの能力の限界を超えていることを知り、物つくりもあきらめました。
残るはこの世界を見て回って、遊んで回ることでした。SIMで賑わっているのは、やはり踊りとセックスの遊びです。そんなところにも首を突っ込んでみましたが、どうもなじめるようなところではなく、結局セカンドライフの世界での居場所がなくなりました。

そんな時リアルの世界で家を建てることになり、セカンドライフの中でシュミレーションとして設計図を基に、仮想の家を建てて見ました。結構実感が湧き面白いので、ハウスメーカの設計に話をしました。が、残念ながらセカンドライフを知っている人がいず、また興味もなかったようです。
せめて遊びでなく、セカンドライフもこんな実用性があるという検証にもなっただろうと思うのですが、そんなことにも役立たずがっかりしてしまいました。

セカンドライフのアカウントを捨ててからは、また戻ろうと言う気は起きません。しかし、その後のセカンドライフがどうなっているのか、ネットで時々見ていますがはっきりしたことはわかりません。どうも人口は減っていってるのはまちがいなさそうです。
私にとってセカンドライフは、毎日が日曜日の時間を潰すのにはいい年寄りの遊びだったかもしれません。

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