2006.8.1 >TOP
覗き窓

8月に突入、日本の8月は色々なイベントがあって、盆と正月が一緒に来るなんて言葉にあるくらい慌しい月なんでしょう。
しかしお天道さまは一向に慌しくなく、きょうも気温の低い一日です。ただ東風ということで、きのうまでのようにカラッとした空気ではありません。こんな朝は、原っぱの草も露を含んで足が濡れてしまいます。

私達の楽しみは、何といっても食餌の時間です。朝の食餌、その後のヨーグルト争奪戦、散歩の後のおやつ、たまにご主人達のデザートのご相伴、夕食、夕食の後のヨーグルト、ざっと私達の一日に食べることのイベントです。

最近の食餌は、見た目の量を増やすということでキャベツの煮たものがフードの下に埋もれています。そうそう、食べることのイベントでもうひとつ忘れていました、原っぱに降りた時の草を食べることです。
ダイエットということで、主食のフードの量が減ったものですから、それを量的に補うものをと私達も知恵をこらしているのですが、見た目余り体重が落ちたような気配は二人とも感じられないのが残念です。

いつ食餌がでるのか私達の体内時計は正確ですが、若干アバウトなところがあるものですから、正確な情報をキャッチするため主人の動きの偵察がかかせません。見張り役はもっぱらサリーです。
時間を見計らって、庭の中でのサリーの動きが慌しくなります。何せ情報源は庭の窓と玄関の覗き窓しかないものですから、二つの窓を行ったり来たりそれはこまめに動きます。
サリーの反応から、その時が来たことを知ってやおら私の鼻声が発せられるという仕掛けです。
こんなことの繰り返しの毎日、なんともわびしい話ではありませんかね。
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