2006.8.9 >TOP
警察犬

先週のこと、見るからに精悍な男の人数人が、家の近くのアパートを何やら巻尺やノートを持って調べていました。
丁度用足しが済んで戻ってきた主人がその場に遭遇し、何だろうなと思いながら家に帰ってきました。それで納まらないのが主人の常、また引き返して何事か尋ねたそうです。
男の人たちは刑事さんで、空き巣に入られた部屋を現場検証しているところでした。それ以上のことは教えてもらえず、主人も私達には泥棒がきたらよく守るようにといって、その時はそれで終わたのであります。

そしてきのうのこと、二人連れの男の人が我が家を訪ねてきました。いつも主人と一緒に飛び出すサリーですが、このときは玄関の中に残るように言われ主人だけ出て行きました。
尋ねてきたのはこの前の刑事さんで、先週の事件の聞き込み調査にきたということでした。玄関先に貼ってある「警察犬」のプレートを見て入ってきたらしく、
「警察犬がいるんですか」
「ええ」 (刑事さんにうそをいっちゃ〜いかんがね)
「先週の現場検証のとき遺留品があったので、警察犬を出動させ追跡させました。2頭でやったのですが、あの暑さでしょう、途中まで追跡したんですが犬もばててしまいましてね、残念でしたがその後は止めにしました」
「それは残念でした。うちの警察犬はこの子です。サリー、こい」

酔狂な主人はサリーを玄関から出して、刑事さんに紹介。「つけ」と「ふせ」をさせ、いろいろと話をしたようです。
戻ってきた主人が言うには、若い刑事さんのほうはサリーをみて感心していたそうですが、それくらいのコマンドは私にだってできるんですがね。

それにしても玄関に貼っている「警察犬」のプレート、審査会の副賞でもらったんですが結構貫禄が出て、見る人が見れば結構目を引くんですよね。ほんと。
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