2006.10.18 >TOP
食欲の秋

それは昨日のことでした。
いつもより少し早い時間に原っぱに下ろされ、その後朝食です。少し慌しいなと思ったのですが、食餌が終わると家の中に入って行きます。だってこの後は、いつものヨーグルトの争奪戦が待ってますもの。

主人とお母さんの食事が始まりました。テーブルの上には、ちょっと遅く起きてくる上の兄さんの分も置いてあります。
お母さんの食事が終わって、ヨーグルトの争奪戦も終わって、さてソファーで一休みしようとしたら、主人がどこかへ出掛けて行くではありませんか。
なんでも右肩が悪くって、少し遠い別の病院へ行くらしいのです。心配気なお母さんは庭まで見送りに出ますが、律儀なサリーも一緒について出てゆきました。
私?、私はせっかくソファーに横になったので、目で見送ることにしました。

お昼前に主人が浮かない顔で帰ってきました。お母さんとの話からすると、どうも手術をするようにと言われたらしいのです。
「ところで、ラムはとんでもないことをまた・・・」
「ラムがどうかした!?」
「お父さんがいないと、ラムはテーブルのものを食べるのよ。ついこの前は、夜食べ残しの秋刀魚の塩焼きを半分食べたし・・・」
「それで今日は?!」
「兄さんのトーストパンをたべちゃったのよ」
「へ〜、その割にはラムは涼しい顔をしているよな。以前はギョーザを一皿平らげたし、大したお腹をしているよ、まったく」

弁解がましいことを言いますが、このところシニアフードでいささかカロリー不足をきたし、その上気候も良くなって俄然食欲が以前にも増し、どうにも我慢ができなかったのであります。

夕食のフードはいつにも増して少なかったことは言うまでもありません。悲しい。
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