2005.10.7 >TOP
気のいいサリー

秋雨前線が活発ということで鬱陶しい天気が続いていますが、きょうは久し振りに朝からいい天気です。今夜からはまた雨とか。
裏の原っぱの雑草が伸びてきたので刈ることにしました。真夏とは違い、草の伸び方も遅く柔らかいので刈るのも楽になりました。
いつもは草刈機のエンジン音が、ご近所に迷惑にならないか気になるのですが、工事用の重機の音に飲み込まれて余り気になりません。

今更のように、サリーの気のよさには感心させられます。まだ若いからよく動くのでしょうが、母親を見るとどうも年をとってもこの気のよさは抜けないのかもしれません。

主人達も朝食が済んで、新聞やテレビを見ています。私も居間の隅で横になっていると、サリーひとりテーブルの周りをうろついています。
そのうちお母さんの傍に行って、テーブルに載せていた手を鼻で押し上げます。ヨーグルトはもらったし水も飲んだしトイレもしたし、別に催促するようなこともないのにと思うのですが。
「お父さんの所に行ってごらん」
お母さんに促されて、サリーは素直にこんどは主人の所に行って、同じようにテーブルの載せている手を鼻で押し上げます。主人に首筋を撫でてもらうと大人しくじっとしていますが、止めるとまた鼻で押します。
「お母さんのところに行ってごらん」

ここからがサリーの気のいいところ、さっきお母さんの所に行ったので手ぶらでは行けないと思ってか、玄関から靴を咥えてきてテーブルの周りを何回か回ってお母さんに靴を押し付けます。
「手ぶらじゃ行けないもんな」 お母さんはいい迷惑ですが、主人はひとり喜んでいるのであります。サリー、ほんとによくやるわ。
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