2005.11.17 >TOP
故意か偶然か? 寒波襲来、これが13、14日に来ていたら大変なことになっていたと思うと、まんざら私達の運も捨てたものではなさそうです。

いつも食餌のフードはステンレスの容器にいれ、サリーと並んで食べています。その度に思うのですが、サリーの方が若干量が多くって、いつも私の方が早く食べ終わりるのが癪です。
それはそれでいいこともあって、食べ終わってサリーの容器の方をみると、あたりに必ず2、3粒フードをこぼしているのです。サリーはまだ容器の中のフードを食べているので、こぼした分は私の頂きとなるのです。なんともまあ惨めな話ではありませんか。

しかしこの二日間というもの、故意か偶然かわかりませんが、サリーがこぼしたフードを私に食べられないような秘策を練ったようなのです。話はこうです。
いつものように私が先に食べ終えてサリーの方をみると、容器の回りに2粒のフードが落ちていました。しめしめと落ちているフードを食べに行こうとすると、サリーは前足で一つのフードを踏んずけてもう片方のフードを食べて、それからまた容器の残っているフードを食べるのです。
容器の中のフードを食べ終えると、やおら前足を上げて踏んずけたフードを食べるではありませんか。傍から主人が「すご〜い」。

それから翌日のこと、これも偶然でしょうが同じような状況が起きたのです。さて前足で踏んずけたフードを食べようと足を上げたのですが、こんどはフードがないのです。
慌てたサリー、フードがないのものですから前足をしきりと嗅いでいます。また前足を上げたとたん、フードがコロコロと私の方へ転がってきました。すかさずゲット、めでたく私のお腹に納まったのであります。どうもフードが前足にくっついていたようです。
納まらないのはサリーの方、しつこく前足やあたりを嗅ぎまわっています。
「こりゃ〜傑作」と言って家の中に入っていった主人は、2粒のフードを持ってきて私とサリーにくれたのでありました。
サリーは納得したように、その後容器をしきりと舐めていました。それにしても故意か偶然か、サリー恐るべし。
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