2006.1.29 >TOP
春の予感

きょうは春を予感させるような、穏やかな一日でした。
乾燥した冬晴れの続く中で、春を感じさせる気象条件があるそうです。気温が前日より高いこと、風がないこと、湿度が高いこと、この条件が揃うと冬日の中で春を感じるようです。
きょうはまさにその条件にぴったしの一日です。だけど一週間前に降った雪は、日の当らない原っぱにはまだ残っています。

いつもの花見川一周の散歩、きょうは少しでも春を見つける散歩にしたいと、あたりに気をつけながら歩いてみました。
庭を出たところの小さな花壇、植えっぱなしのチュウリップが芽を出しています。雪で埋もれて分からなかったのですが、3本ばかり顔を出しています。

花見川沿いは、これといってまだ春を感じさせるようなものは見当たりません。そんな中、川面をみると岸辺に近いところで、黒い影がゆっくりと群れをなして動いています。
今まで見られなかった光景ですが、鯉かフナが春の準備をしているようです。

「おお、サリーのうしろ姿がいいな、今が毛並みも一番いい時期かな」 前を行くサリーを見て、主人が声を上げます。
私は黄色で、コートも年中ダブルのような毛並みですが、サリーは黒なので、春の明るい日差しの下では毛がよく映えます。言われたサリーは得意げ。

家に帰り着いたとたん、主人の大きなくしゃみ一発。これも春の兆しのようです。憂鬱な花粉症の時期も、もうすぐです。
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