2006.1.31 >TOP
臍天

夕食の後のひと時、居間のソファーでの仮眠は最高に気持ちいいことは前にも書きました。その時、サリーは今でも時々臍天で寝るのです。
慎み深い私は、若い頃から臍天で寝るなんぞははしたないと思い、あまり経験がありません。今でもそう思っています。

ところが最近、この夕食後の仮眠の時、私も臍天で寝ていると主人は言うのです。
主人のことですから、私がそんな珍しい寝姿でいると、間違いなく写真に撮っているはずですが、ついぞそんな写真を見たことがありません。
主人曰く、写真に撮ろうとすると目を開けてしまうので、シャッターチャンスがないんですと。絶対に臍天なんかで寝てるなんて、信じることができません。

ところが今朝、主人は得意げに言うのです。
「きのうの夜、ラムの臍天を撮った。なんだかものすごくうれしそうな顔をしてるぞ」
主人の方がうれしそうに、鬼の首でも取ったように言うものですから見せてもらうと、ほんとに臍天で寝ているではありませんか。
これは絶対日記に上げろというものですから、せめて横のものを縦にと抵抗を試みました。
サリーが気持ちよさそうに寝ているので、ついつい真似をしてそのまま寝てしまったようです。
慎みがなくなってきたのも、御年の性でしょうかしらね。哀しい。
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