’07.2.23
きょうは朝から雨模様、裏の原っぱも水溜りができていて降りて遊ぶことができませんでした。これからだんだん暖かくなって本格的な春になると、こんな日がきっと多くなることでしょう。
朝食が済んで居間でやすんでいると、主人とお母さんは何だか忙しそうに支度をはじめています。またいつものように、病院へリハビリに行くようです。この調子では、きょうは一日家の中で過ごすことになりそうです。
昼過ぎに病院から帰ってきた主人達ですが、雨は一向に止む気配もなく降り続いています。これではほんとうに外に出してもらえそうにもありません。

夕食前になって雨もやっと小降りになりました。サリーと二人して庭で夕食を待っていると、原っぱにいつも見かけるおじさんが牝の柴犬を連れてやってきました。

サリーが言うにはこの柴犬、サリーが散歩の途中でこのおじさんに連れられているところに遭遇したそうです。
サリーはおじさんのこともよく知っていて、尻尾を振って近づいたところこの柴犬に突然唸られたそうです。
唸られると黙っていない最近のサリー、「何だ!」とばかりにサリーも向かっていってひと悶着ありそうなところを、危うく引き裂けてもらったそうです。

そんな遺恨を根に持っていたのかどうか、原っぱで連れられてくる犬には愛想のいいサリーですが、おじさんがサリーのところに近づくと、猛然とサリーは連れている柴犬に吠え掛かったのであります。
玄関の物陰からそっとこの様子を見ていた主人、サリーと一緒にいた私は一目散に主人のそばに行って横に座り、大きなあくびをひとつ。
主人はそっと小声で「ラムはやっぱり平和主義者なんだな」といいながら、やさしく頭を撫でてくれたのでありました。