’07.7.8
朝、主人がパソコンを見てたら、急に大声を出してお母さんに知らせています。
「ナルちゃんがきのう死んじゃったんだって」 サリーのおばあさんです。
ガンで具合が悪いと聞いて2回ほどお見舞いに行きましたが、チームスプラッシーの手厚い看護で、必死に生きようとしているナルちゃんの姿はまことに感動ものでした。

今朝荼毘にふすと書いてあったので、じっとしておれない主人はそれこそ取るものもとりあえず、サリーを連れてナルちゃん家のお店に行きました。お別れが言えるといいのですが。

程なくして主人たちは戻ってきました。9時を少し回った頃です。
お店の裏のドアーが開いているとノックをしてでもと思ったようですが、店の中ではっちゃん達の鳴き声はするものの、大変な時にわざわざ出てきてもらうのも迷惑なことだと思い、裏のドアーの前に赤い紫陽花の花を置いて帰ってきたそうです。
そうですよね、ナルばあちゃんにサリーの気持ちが通じればそれで十分です。

思い起こすと’04の5月、ナルちゃんが長い留守から戻ってきたと聞いて、さっそくサリーの実家に会いに行きました。
その時、サリーのお母さん、孫のサリーと3代にわたっての写真を撮ってもらいました。
相変わらず騒々しいサリーを諭すように叱っているナルばあちゃん、、今から思うとなつかしい思い出です。
この前のガンの手術の後はスマートになり、5、6才くらい若返って、私より若く見えたナルちゃん。

今頃は虹の橋の向こうで、久しぶりにぐっすり眠って、お花のいっぱい咲いた草原を駆け巡っていることでしょう。
そして、久しぶりにお腹いっぱい美味しいものを食べていることでしょう。

ナルちゃん、サリーをありがとう。元気でまっててね。