’08.1.26
朝起きて庭に出ると痛いような寒さ。庭で用を足すと原っぱに下りることもなく家の中に入りました。
こんな時でもサリーが居れば、原っぱに下りてひとしきりボールを追っかけていることでしょう。

今日はもう土曜日、長くて辛くて哀しい一週間でした。上の兄さんも今日は家に居てわたしの相手をしてくれます。
やけにやさしいのが気になります。
程なくして下の兄さんから電話がありました。上の兄さんが連絡したようです。お子達とこちらに向かっているとのことでした。

いつ来てもお子達の人気者はサリーでした。ボールを投げて、飛んで捕りに行くのはサリーでした。とりわけ女のお子さんはサリーが好きなようで、家に遊びに行くとサリーの背中に乗ってはよろこんでいるお転婆な子です。

ちょうどわたしが庭で日向ぼっこをしているとき、三人のお子達がやってきました。どうも一番下のお子さんはわたしのような大きな犬は恐ろしいようで、下の兄さんの後ろに隠れてはおっかなびっくりで顔を出して近寄ろうとはしません。
「サリーはどうしたの」「どこにいるの」
ちょうど女のお子さんの年頃は、色んなことを知りたがって尋ねます。

サリーのケージの前に座って、三人して真剣に手を合わせています。サリーもさぞ喜んでいることでしょう。
「サリーは神様になったの」
またお母さんの顔がくしゃくしゃになりました。