’11.12.1
早いもので今年も師走になりました。何と言ってもことしは3.11の東日本大震災が発生したことです。
不景気の中、薄ぼんやりした日本の政治に渇を入れられ、ますますその薄ぼんやり加減がはっきりしました。それに反し、日本国民は「絆」を合言葉に、この国難を乗り切ろうと一致団結、海外からも感嘆の言葉が寄せられました。象徴的なことは、ドナルトキーンさんが日本の風土と人情をますます愛し、日本人に帰化したことでしょう。

今年は6月に、わたしは15才の年を越えました。人間の年で言うと、大型犬に入るわたしは90才くらいに相当するようです。
わたしの換毛はもともとだらだらと続くほうですが、この年になるとますます毛の抜けるのがはっきりしません。今だに筆の先のような毛が、まとまって抜けています。すっかり艶のない、ぼそぼその毛になっています。
目やには出て、視力はすっかり衰えました。耳はぼんやりとは聞こえますが、近くで声を掛けられてもあらぬ方向を向いて、キョロキョロするばかりです。匂いの感覚は、目や耳に比べてまだまだ機能していますが、片方の鼻が詰まって仕方ありません。時々おおきなくしゃみのようなことをしてみたり、鼻をグハグハ言わせて頑張っています。
もっとも困っているのは、後足に全くといっていいほど力が入りません。これがなんとも日常生活に支障を来たす原因です。

そんなわたしの毎日をネタにして、ラムの日記を復活させる主人の気が知れません。いろんなことで主人やお母さんに迷惑を掛ける毎日の日記ですが、どうぞお付き合いください。