’11.12.2
年を取ると後足が弱るとは見聞きしてましたが、実際にわが子が、いや我が犬がそうなってみると、信じられないやら驚くやらの状態です。
後足が弱くなりはじめると、それは日に日に弱っていくのがわかります。前足は依然通りしっかり大地をふみしめているのですが、後足はふにゃふにゃという感じです。ですから、前足ですっくと体を持ち上げても、後足が立たないので立ち上がることができません。
初めのうちは、壁の傍に座っていて、後ろあしが壁をけるような状態だと何とか立ち上がれていました。それを見て、ラムが立ち上がろうとするとき、主人が後足のつっかい棒のように立ってやると、立ち上がることができましたが、最近はそれもままならないまで弱っています。
それで最近では後ろの両足を持ち上げてやると、ふらふらしながらですが立ち上がって歩きます。

ところがです、依然、幸いというべきでしょうが、食欲だけは衰えを知りません。シニヤー用のフードを、カップに山盛り一杯を一日に二回、白湯に5分以上浸して食べています。カロリーが不足しているのでしょう若干痩せていますが、体調の方はまあまあ問題ないようです。
食事のときは不思議なことが起きます。食餌を入れた器を持っていくと、立ち上がれなかった後足を必死にもがいて、立ち上がって器の傍に来るのです。
常々主人は、「くたばって横たわっていても食餌を持っていくと、すっくと立ち上がるよ」と言っていますが、ひょっとして・・・なんて思ったりします。