’11.12.10
このところ何日か真冬のような寒さです。天気予報では、房総半島にも平地で雪が降るような、寒波がシベリヤ方面から降りてきているようです。
毎日のことですが、朝の4時を過ぎる頃になると尿意をもようします。仕方なく「トイレに行きたいよ〜」と遠慮がちに、甲高い声で鳴くのです。
主人達の反応がないときは、少し間をおいてまた鳴いてみます。
しばらくすると2階から主人がやってきて、わたしの後足を持ち上げて立たしてくれます。特に最近、左の後足がフニャフニャになってきました。
最近は私が粗相をするといって、寝る時は居間から玄関に下ろされて寝ています。下駄箱の下が程よく空いていて、丁度巣穴に入ったみたいで私には好都合です。

玄関を開けて外に出ると、あたりは真っ暗です。今朝は水溜りは氷が張って、空き地には霜柱が街灯の明かりで確認できます。小のほうを済ませて、庭をうろうろしていると大のほうももよおしてきました。
「グ〜グ〜、ちょっと少ないな」そう言いながら主人は私を居間に上げてくれました。主人はまた2階に上がって行きました。ありがたいことに、居間のストーブを点けて行ってくれたので、少しは暖かく休めるでしょう。

5時過ぎになって、お母さんと主人は起きてきました。いつもの時間です。「何だか匂うな〜」
主人の悪い予感は当たったようで、横になっていたわたしの傍には、薄黒い塊があります。「やってしもうた、ちょっと少ないと思ってたんだよ」
ぶつぶつ言いながら、お母さんと主人は黒い塊を取ってくれました。私はその横で、知らぬ半兵を決め込んでいます。
「まだ臭い、ラムどいてみな」そう言って主人はわたしの体を抱えて、横にずらしてくれました。
「なんだこれは、うんちを卵のように温めてるよ」 わたしのお腹は当然のように汚れています。黒い塊は、カーペットの上で煎餅のように平たくなっていました。軟便でなくってよかったというものです。
おやおやそれからのお母さんと主人の奮闘は、ご想像にお任せしま〜すっと。やれやれ。*