’12.1.12
このところ下痢止めの薬が、手放されなくなりました。何処に起因する下痢か分かりませんが、この年になると色んな内蔵がくたびれているのでしょう。
しかし、懸かりつけの医者からもらう下痢止めのとんぷく薬は効いて、2日くらい続けて飲むと下痢は止まります。この薬、私が病院に行かなくても、処方してくれるので主人も助かっています。
下痢で何が困るかというと、どこかまわず出してしまうこと、出す時間が一定でないことと その後始末に迷惑を掛けることです。
もともと主人達の住んでる家は犬小屋同然ですが、玄関や居間でしたときの臭さったら私も辟易としてしまいます。そのたびに、寒い中を長いこと窓を開け放さなければならないのは、私としても忍びない思いです。

草食系という言葉は、もう一般的になりました。何で草食系の若者が多いか、これがインターネットを初めとするネット社会によるものだという記事を見ました。書いているのは劇作家で演出家の鴻上尚史さんです。
今の若い人は、ネットにエネルギーを取れれている。ネットで用を足すので、全く新しい体験をすることができず、完全に一人にもなりきれない。演劇をやってネットで発信している人、はよほど自分を律し、ささいな褒め言葉では満足しないぞと思い続けないと、「まあ今のままでいいか」となる。
同時にネットは「自分達と同程度の役者を夢見る若者が腐るほどいる」ことも教えてくれる。ネットの両面性だ。こちらを肯定し、同時に否定してくる。うまく付き合わないと自分というものを形成できなくなる。
若い人には、ネットとの距離の取り方があなたの人生を決めるよ、と言いたい。うまく距離をおき、自分の頭で判断し、自分の意思で行動して欲しい。今の若者はそれがネットに奪われて、行動力も活気もない草食系若者が多いゆえんだ。

なるほど、なるほど。しかしあらかた人生を卒業した主人は、その心配もないのか。寂しいものです。