’99.8.15

我が家はわたしが一番早起きです。しばらくは主人が起きるまで我慢をしていたのですが、 どうもお腹もすくし我慢しきれず鳴きました。それも少し控えめにヒーヒーという感じで。
鳴くと主人が起きてきて、庭に出してくれます。そうそう、紹介を忘れましたが、 わたしは玄関にゲージを入れてもらい、そこで寝起きをしています。

調子に乗って鳴けば主人が起きてくる、主人に対してのしつけは出来たと確信に近いものを持ち始めた頃のことです。 さあ起きろといつものように甘えるがごとく、催促するがごとく、自信を持ってヒーヒー鳴いていました。 しかし、この日に限って起きてくる気配がありません。
聞こえないのかと思い、少しトーンをあげたとたん、 ゲージの屋根がものすごい音をたてたのでびっくりしました。じっと耳をすまして聞いてみても、その後変わった事はありません。 ひょっとしたら、調子よく鳴いたので神様が天罰をくわえたのかもしれない、と思うようになりました。

「The Lamb tyousini norunjya naiyo」
神様のこんな声が聞こえてきたように思えました。 ゲージの前にスリッパが片方だけ落ちていましたが、気にもとめずおとなしくしました。 それ以来、鳴くと天罰があたりそうなので主人が起きてくるまでは寝ている事にしています。

前置きがながくなりましたが、大事な昨日の事件の続きです。そう言う事で主人が起きたので、 一緒に庭へ出てみました。箱の中は・・・・・子猫はいません。あたりを見回し、聞き耳をたてましたが鳴き声らしき声はしません。 無事に巣へ帰ったのかな。とうとう今日一日、子猫の姿を見る事はありませんでした。

主人とお母さんの話し声が聞こえてきました。 「これでよかったんだろうか」