’00.5.7

このところ朝がゆっくりしています。普段より2時間位遅いでしょうか。外はとっくに明るくなっているのに、私の食事はまだのようです。
わたしから催促しても良いのですが、天罰があって以来じっと我慢をしています。ラム、おはようといって来るのは時間の問題ですから・・・それにしてもお腹がすいたな〜。

「ラム、おはよう」そら来た、ここはひとつ元気な声で返事をしなければ「ワ〜ヨウ」。こうして連休の最後の日は明けました。食事をして暫くしてから、主人がわたしを庭へ連れ出してくれました。

「ラム、来い」。主人はベンチをブラシでコンコンと叩きます。わたしはその合図で、のっそりとベンチへ上がります。こうして、気が向くと主人はわたしにブラッシングをしてくれるのです。

首筋から背中に向けてゆっくりとブラシをかけてくれます。脇腹から胸にかけて、そして首の回りから顎の下、次はのどのところをゆっくりブラッシングしてくれるのですが、こののどの下をブラシしてもらうと、ついつい首を伸ばして顔を上にあげてしまうのです。「気持ちいいか」主人が聞きますが、まーこの時の気持ち良さは言葉になりません。

次にまた背中をブラシしてくれますが、だんだん尾っぽの方に回って来ます。尾っぽの付け根あたりをブラシされると、どういうわけか居たたまれなくなるのです。
「どうした、ラム」。尾っぽだけは勘弁して下さい、我慢しましたがとうとう我慢しきれずベンチを飛び降りました。どうも尾っぽのブラッシングだけは苦手です。

久しぶりのブラッシング、体も気持ちもすっきりしました。あしたからまた頑張らねば。